Hermes クラッチバッグ 22cm ボックスカーフ ブラック
商品説明
エルメス クラッチバッグ ボックスカーフ ブラック【2017.03.10】
ボックススカーフについて
カーフとはそもそも生後3~6ヵ月の仔牛の皮を用いた皮革のこと。
このカーフを素材に、短時間クロムなめしを施し、素材の表情を残しつつ、見た目の艶やかな美しさと傷つきにくい丈夫さをプラスしたのがボックスカーフです。
クロムなめしといっても短時間なので、完全に皮の表情を覆い隠してしまうことがなく、経年変化も楽しむことができます。
かつ、植物タンニンなめしの素材のように極端に表情を変えることがないので、くたびれた感じにならないのが大きなメリット。
また傷や水分、皮脂などによる汚れにも比較的強く、お手入れが簡単なのもクロムなめし革の特徴です。
表面には水シボと呼ばれる細かいシボ加工が施されているのですが、このシボ加工が光を反射し、上質なツヤを作り出しています。
見る角度によって微妙に表情を変えるような、他のカーフにはない美しさも楽しむことができます。
そして、曲げ伸ばしに強い丈夫な素材であることも魅力のひとつ。そのため紳士靴の素材に用いられることもあるんです。ドイツ製らしい、欠点のない素材ですね。
画像はドイツのタンナー、ベリンガー社のクリスペルカーフ。べたっとした無機質な単色ではなく、奥行きと透明感のある色合いが楽しめる最高品質のボックスカーフとして人気があります。
ちなみにボックスという名前は、革を箱に入れていたからだとか、このカーフを使用していたイギリス王室御用達の靴屋さんがジョセフ・ボックスという名前だったとか…諸説あるのだそう。
出典:良質革財布
査定基準
CHECK POINT:ハンドル
まずチェックされる部分がハンドルです。常にバッグと触れる部分は皮脂や汚れが付着しやすい部分でもあります。また、腕時計やバングル、指輪、ネイルで傷を付けてしまうことも少なくありません。ハンドクリームや日焼け止めが付着したままハンドルを握ってしまうと、油分やクリームの成分によって変色や汚れを引き起こすこともあるのです。
CHECK POINT:色褪せ
CHECK POINT:傷の有無
CHECK POINT:角すれ
CHECK POINT:金具の傷(クロアの引っかけ傷)
クラッチバッグは特徴的なクロアが大きなアクセントとして知られていますが、トートバッグようにフラップを内側に織り込み、クロアが付いたベルト部分をフリーにしている人を多く見かけます。金具部分を固定していないと傷が付きやすくなり、クロアの傷はマイナスポイントとして査定に影響することを覚えておきましょう。また、クロアを重ねる部分には擦れ傷が付きやすいので、取り付ける時は慎重に行ってください。
CHECK POINT:コバ割れ
CHECK POINT:鋲
クラッチバッグのボトム部分には4つの鋲が打たれています。これは、床に直置きした場合、レザー部分にダメージを与えないように配慮されたもので、四隅にデザインされた鋲は飾りではありません。査定時には鋲の傷や摩耗もチェックされ、コンディションの悪いものは査定に響きます。バッグを床には置かず丁寧に扱うようにしましょう。
CHECK POINT:臭い
意外と見逃してしまうのがバッグの臭い。革は加工されてからも呼吸を続けているといわれ、保管する場所によってはタバコやカビの臭いを吸いこんでしまいます。また、内側に香水や化粧品の臭いが付着しないように注意することも重要。自分では意識しなくとも、他人の使っている香水や化粧品の臭いは意外と気になるものです。バッグの臭いも査定に影響することを覚えておきましょう。
CHECK POINT:付属品の不備
査定時に揃えておきたいのが付属品。保存袋、レインカバー、クロシェット、カデナ鍵はもちろんですが、外箱やリボン、紙袋が揃っていると査定額はアップします。逆に付属品が欠けていると査定額がマイナスされてしまうので、付属品を紛失しないようにしっかりと保管しておきましょう。大きな外箱は邪魔になりますが、潰れたり、色褪せをしないように注意してください。