1967年にラインナップされたプリュムは、エルメスの伝統的なデザインが与えられています。馬具メーカーとして生まれたエルメスにおいて、純粋な旅行用のバッグとして誕生した由緒正しいDNAを受け継いでいるのです。
旅行者がブランケットを入れるために使われたというのがそのルーツとされ、軽量なバッグに仕立てられているのが特徴。もちろん、軽量ではあるものの、丈夫な作りはエルメスの縫製技術によって守られているので安心してください。
この「プリュム」という可愛いネーミングは「羽」という意味を持ち、その軽さがモデル名として着けられているのです。
プリュムの魅力はカラーバリエーションの豊富さ。ベーシックなカラーだけでなく、ホワイトやピンクなど大人ガーリーな色も多く、ボディとパイピングの色を分けたバイカラーも数多く用意されています。
4つのサイズと、2つのタイプが用意され、自分の好みに合わせたセレクトができるのもプリュムの特徴。
最もコンパクトなプリュム20はW20×H15×D8㎝
プリュム28がW28×H21×D10.5㎝
プリュム32がW32×H24×D14.5㎝
旅行用のボストンとしても使えるプリュム45がW45×H30×D22㎝になります。
その他にもバリエーションとしてメンズライクなプリュム・ドッグや、横長デザインのプリュム・エランも用意されています。
プリュムの買取・査定ポイント
金具やストラップを使わないシンプルなデザイン。それだけに気になってしまうのが表面の汚れです。人気の高い淡い色やホワイトは汚れが目立ってしまうこともあり、コンディションの良し悪しによって買取価格は大きく変化します。
また、4サイズで展開されるプリュムですが、高額査定が期待できるのが20と28。日本人女性に合ったコンパクトなサイズほど人気が高いのが特徴です。
素材には定番のカーフレザーやヴォーエプソンを中心に、トワルアッシュなどのキャンバス素材を組み合わせたものや、織り生地を使用した個性的なヴィブラート(現在は廃盤)がラインナップされ、レザーと共に高い人気を誇っています。
カラーも定番のブラックやゴールドは安定した買取価格となり、ホワイトやピンクなどの明るい色は、春夏シーズンの前に価格が上がる傾向があるようです。
意外とおすすめしたいのが…ONタイムにも活躍する
シンプルなデザインを持つプリュム32はプライベートだけでなく、ビジネスシーンでも活躍してくれる頼れるパートナー。
コンパクトなサイズは大人ガーリーなアイテムとして人気が高く、販売価格も少しだけ高めになりますが、逆にA4サイズが収納できるプリュム32は販売価格にバリュー感があり、ON/OFF問わずに活躍してくれることでしょう。
羽のように軽く、肩かけもできるWストラップだから、書類やタブレットを入れても苦になりません。
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