引用先:エルメス
秋冬の寒い時期に、手元を優雅に演出し、防寒にもなるエルメスの手袋は世界中の女性の憧れるアイテムです。
中古市場でも人気のアイテムとなっており、多くの買取ショップで買取を実施しています。
だけど、バッグやお財布とは異なり、あまり手袋の買取はメジャーではございません。
「エルメスの手袋って素材や色で査定金額は変わるの?」
「どうすれば高く買取ってもらえる?」
「使用感は気にならないかな?」
等と疑問がいくつか出てくると思います。
今回はエルメスの手袋を「買取相場」、「査定ポイント」、「正しいお手入れ方法」と3つに分けてご紹介します。
大切なエルメスの手袋を手放そうと考えている方は、ぜひ参考にしてください!
1.エルメス手袋の買取相場
あなたがもつ手袋はどれほど重要があるのか?
手袋のコンディション・仕様によって買取価格がどう変わってくるのか?
そんなことを少しでも知っていると、安値で買い叩かれる可能性がグッと下がります。
また、査定士との交渉時に、物事を自分の有利に運び、高価買取を実現することができます。
その前に、まず今の「相場」を正しく理解することが高価買取の第一歩であるというふうに認識していただければと思います。
エルメス手袋の一般的な買取相場
●素材がカシミアの場合
1~2万
人気素材として支持されるカシミア。カシミアはほつれや毛玉が多く生まれるデリケートな素材。
お手入れを怠っていると、その分、査定金額にも影響されてきます。
●素材がラムスキンの場合
チャーム有 2~5万
チャーム無 1.5~3万
ラムスキンを使用しているアイテムは、デザインによってはチャームがプラスしている場合があります。
エルメスを代表するHマークだったり、ケリーやバーキンにもついているカデナのチャームだったり、と様々なデザインが存在。
チャームはとても重要なポイントとなり、チャームの有無で査定金額も大幅に変わります。
またチャームがあったとしても、コンディションで金額が変動していきますので、注意しましょう。
以上が人気素材の買取相場でしたが、お店ごとに査定金額は異なります。
しっかりと相場を理解することにより、買取時に損をしてしまうことを防げる可能性につながります。
手袋は、中古市場ではバッグなどに比べるとまだまだメジャーな存在ではございません。
それは多くの方が、手袋を買取に出せることをあまり知らないからです。
その為、中古市場に出回っていないアイテムも多くあります。
もしかしたら貴方が買取に出そうと考えている手袋が、高価買取対象かもしれません。
2.エルメスの手袋の査定ポイント
エルメスの手袋を査定士が査定する際、ある8つのポイントをチェックしています。
そのポイントを買取前に予習することで、エルメス手袋の買取をより良い結果にしましょう。
査定ポイント1:素材
エルメスの手袋に使用されている代表的な素材が、
●カシミア
●ウール
●シルク
●ラムスキン
●クロコダイル
と、この5つが多くの方に支持されています。
特に人気なのはラムスキンを使用されているアイテム。エルメスの手袋といえば、ラムスキンと称されるほど高い人気を誇ります。
また高級素材であるクロコダイルレザーも使用されているアイテムもあり、使用されている素材によって査定金額が大きく影響されてきます。
査定ポイント2:カラー
豊富なカラーバリエーションが特徴的なエルメス。手袋も同じく、多くのカラーで展開されているアイテムです。
カラーもバッグ同様、査定時には重要なポイントとなります。
特に人気を集めるベージュ、ブラック、ブラウンの様なベーシックな系統は、様々なコーデやシーンに合わせやすい人気のお色として、査定金額も期待ができます。
査定ポイント3:サイズ
サイズも多く展開されているエルメスの手袋。サイズの中でも特に女性から人気なのは7号のサイズのアイテム。
女性の平均サイズと呼ばれており、需要も高いサイジングです。
素材ほど種類によってあまり差はでませんが、やはり定番と称される7号は、他のサイズよりも高い買取が期待できます。
査定ポイント4:ほつれ
ファッションアイテムとしても重宝されている手袋。
そんな手袋にも、高い頻度で使用していると、ファッションアイテムの天敵、ほつれが生まれてきます。
レザーを使用しているものは、ニットとは異なり、外面はあまりほつれができませんが、内面で多く発生していきます。
ほつれが生じていると、手袋の美しさが半減。また査定の際、査定士からのマイナスポイントとして金額に影響します。
査定ポイント5:傷
上記では内面で起きやすいほつれを紹介しましたが、今回は外面で起こりやすい傷についてご紹介します。
傷が起きてしまう原因の多くは、爪やアクセサリーが手袋とぶつかることから。
目立つ傷だと、手袋がもつ気品さが失ってしまい、買取時にかなり不利な状況になってしまいます。
査定ポイント6:汚れ
様々な素材で展開されているエルメスの手袋。
コーデに美しさと気品さをプラスしてくれるアイテムですが、汚れのせいでその魅力が失ってしまいます。
それは査定金額にも影響し、満足いかない結果になってしまうかもしれません。汚れは日常生活で無意識のうちに増えていることもあります。
査定ポイント7:時期
手袋といえば秋冬シーズンで活躍するファッションアイテム。
買取の需要もその時期に向けて高まっていきます。
また手袋をあまり使用しない春夏シーズンは、需要も低くなり、買取金額も秋冬に比べると低い傾向に。
買取に持っていく際は、アイテムの需要がある時期を考えると高価買取が期待できます。
以上7つのポイントをご紹介してきました。
こちらのポイントを中心に、査定士は手袋を査定します。査定ポイントをしっかり理解することで、買取時にとても有効になってきます。
3.エルメス手袋を高く買取ってもらうために、今すぐ実践できること
今までは手袋の査定ポイントをご紹介しました。
ですが、査定ポイントをわかっていても、それを克服しないと意味はありません。
バッグやお財布とは異なり、一度傷がついたり、穴が開いたりすると、修理が難しくなる手袋。商品がもつ価値もかなり下がってしまい、結果的に損をしてしまう可能性も存在します。
残念な結果にならない為にも、そして大切な手袋の価値を守るためにも、日ごろのお手入れ方法や対策が重要となってきます。
エルメス手袋の魅力を守ってくれるカビ対策
秋冬と、1年の限られた時期でしかあまり使用しない方が多い手袋。
特に革製のデザインは、収納する際に気をつけないといけないポイントがあります。
それはカビです。
カビは水に濡れたまま放置したり、湿気が多い場所に収納すると発生しやすいと言われています。
手袋を収納する際は、
●濡れたままで放置をしない
●収納する前に乾拭き
●なるべく風通しの良い場所に保管
●(容器などで保管する場合は)レザーに触れないように、乾燥剤と一緒に収納
といった日ごろから実践できる対策がございます。
この対策を心がけ、エルメスの手袋がもつ美しさを守りましょう。
美しさを保つことにより、買取時も期待できるようになります。
エルメス手袋の正しいお手入れ
引用先:Attaboy
エルメスの手袋といえば、やっぱり革製のアイテム。
中古市場でも高い人気を誇っており、査定金額も他の素材に比べると少し差が出てきます。
ですが、それは新品、または新品の様に綺麗なアイテムに限ります。
使用感が目立ってしまうアイテムは、いくら人気の革製だからといって、査定金額があまり期待できません。
そうならない為にも、日ごろのお手入れが重要となります。
革製のデザインは、基本「傷めない」「汚さない」「水に濡らさない」ことが大切です。
普段使用していると、なかなか難しいことですよね。
ですが、このことを守らないと、手袋のもつ美しさは維持が難しくなり、査定にも大きく影響されてきます。
万が一、手袋が汚れてしまった場合、乾いた布やブラシで優しくブラッシングしましょう。
ブラシは、安いものなら100円から、最高では5万円ほどするものもあります。
自分に合うもので構いません。
またここで注意しなければいけないのが、強くブラッシングしてしまうと、外面に傷がついてしまう可能性もあるからです。
汚れが酷い場合、軽くしぼった濡れた布で拭いた後、必ず陰干ししてください。
予想はできると思いますが、水分を含ませすぎると、手袋がカビカビになってしまいます。
そうなると、修復がかなり難しくなり、買取ができないアイテムになってしまう可能性も。
それでも落ちない場合、クリーナーを薄くつけて、やさしく布でふき取ってください。
ですが、場合によってはクリームで変色してしまう可能性もありますので、十分気を付けてから使用してください。
この他にも、2、3足の手袋を用意し、それをローテして使用することも、高価買取の近道です。
ブランドアイテムといっても、ファッションアイテムの手袋。
バッグの様に毎日同じアイテムを使用していると、洋服の様に使用感が高まり、痛みも比例して激しくなります。
エルメスの手袋は、丈夫な素材を使用していますが、汚れや水には弱いデリケートなアイテムです。
お手入れ方法を学び、実践することで、手袋の美しさは保たれます。
まとめ
引用先:アマゾン
貴方が大切なエルメスの手袋を買取に出す際、心がけることは、
●相場価格を理解し、実際に買取ってもらうお店選びのポイントに
●対策やお手入れを実際に行い、傷や汚れをつけないようにする
●査定ポイントを把握し、知識にする
以上の3つが買取時に有効なポイントとなってきます。
レザーやカシミアなどの素材を揃え、またデザインもカラーも豊富なエルメスの手袋。
買取に出す際、気をつけなければいけないポイントが多く存在します。
ほつれや汚れ、傷など、その商品の価値を下げてしまう原因は極力回避しましょう。
バッグやお財布とは異なり、あまり修理ができないアイテムなので、普段の使用方法や保管方法など気をつけていれば大丈夫です。
秋冬シーズンの強い味方である手袋。
時期により大きく変動はしますが、中古市場でも需要が高まるアイテムです。
上記のポイントしっかり理解・実践し、満足いける査定金額を目指しましょう。