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      オータクロア買取相場&高価買取に繋がる3つの事|銀座ショーマ

      更新日:2020.12.17
      オータクロア買取相場&高価買取に繋がる3つの事|銀座ショーマ
      発売されてから約100年以上が経った現在でも、生産されているオータクロア。
      バーキンやケリーの人気に押されていますが、近年では小さいサイズも展開されており、再び注目を集めているアイテムとなります。
      そんなオータクロアは、中古市場ではどんな存在なのでしょうか?
      今回はオータクロアの買取相場・高く買取る理由・査定ポイント・高価買取を目指すため必要なことという4つの項目を詳しく解説していきます。
      ここまでしっかり押さえておけば、今お持ちのオータクロアは期待以上の金額で売れるだけでなく、悪質な業者に安値で買い叩かれることも防止できると思います。

      オータクロアとは

      ファッションブランドとして名を馳せているエルメスですが、始まりは高級馬具工房からでした。
      確かな技術と細かなデザインが好評で、ナポレオン3世やロシア皇帝などの多くの顧客を満足させました。
      その優れた馬具制作の技術が、今日のエルメスを支えています。
      馬具工房であったエルメスが馬鞍を収納するためのバッグとして制作したのが、「オータクロア」です。
      馬鞍とは、乗馬の際に椅子の様な役目をはたすアイテムで、オータクロアはそれを収納し、持ち運ぶために生まれました。
      これがエルメスがはじめて作り出したバッグとなります。
      最初はただの道具入れだったオータクロアは、長い月日を過ごし、現在ではエルメスのバッグとしての地位を確立させました。
      バッグとしてのオータクロアは、道具入れとして使用されていたなごりから、丈夫で重厚感を感じさせるアイテムとなっています。
      サイズも他のバッグよりも少し大きめで、旅行バッグや、コレクターズアイテムとしても需要が高いアイテムです。
      ですが、その重さと大きさが、普段の生活では持ち運びに不便と感じてしまうという方も。
      またハンドル部分が短いため、肩にかけられず、手持ちしかできないことも要因です。
      その問題点を改善し大ヒットとなったのが、バーキンやケリーなのです。
      オータクロアよりも小さく、そして軽量化されたアイテムは、世界中から人気を集めました。
      オータクロアがなければ、エルメスを不動の地位にさせたバーキン、ケリーが誕生しなかったかもしれません。

      オータクロアの買取相場

      オータクロアは大きいサイジングを誇るアイテムでした。
      近年ではコンパクトなサイズのバッグが主流となってきた背景も関係し、従来のオータクロアよりも一回り、二回り小さくなったサイズのアイテムも展開されています。
      また、そのコンパクトなバッグが流行っていることもあり、オータクロアの相場もサイズごとに異なってきます。
      ・オータクロア28、オータクロア32
      100万円前後
      小さいバーキン25や、ケリー25の人気の高さを受けて、生み出されたオータクロアの新しいサイズ。
      30cm前後のサイジングがデイリーユースとしても最適だと、今までとは異なる層から人気を集めています。
      また、他のサイズよりも流通が少ない為、中古市場でもかなり需要の高いアイテムとなります。
      買取ショップで売りに出されても、すぐに売り手が出てくるので、常にお店側は欠品状態。
      そのため、多くの買取ショップや専門店が高価買取をしてでも欲しい!とさせる人気のアイテムです。
      ・オータクロア45、オータクロア50、オータクロア60
      20万~50万
      オータクロアの大きいサイズは、普段使いにあまり適していないアイテムです。
      サイズが大きくなるにつれ重くなり、そこに荷物をプラスすると、到底デイリーユースとして使用できません。
      その為、市場でも需要は下がり、相場も比例して低くなっています。
      一般の方からはあまり好かれていないオータクロアの大きいサイズですが、エルメスフリークやコレクターからは高い人気を誇ります。
      オブジェやコレクションとしての需要は高く、実用品としてだけではなく、観賞用としての人気を集めます。

      オータクロアを高く買取る理由とは?

      オータクロア
      引用先:fc2
      バーキンやケリーに比べると、あまり需要が高くないオータクロア。
      どうして買取ショップやエルメス専門店は、オータクロアを高く買い取るのでしょうか。
      需要が低くければ、お店側は損となってしまうのでは?と思う方もいるかもしれません。
      ですが、そこは天下のエルメス、需要が低いと言われても、売れないわけではないのでご安心ください。
      何故お店は需要の低いオータクロアを高く買い取るのか、それはある4つの理由が存在しました。

      ・メンズからの需要

      もともとは馬具を入れる、道具入れとして誕生したオータクロア。
      その為か、重量を感じさせる仕様となっており、女性では少し不便と思ってしまう方も多くいるようです。
      一方、男性からは、重厚なデザインと丈夫な素材が好まれており、男性からの需要は高まっています。

      ・旅行バッグとしての期待

      大きさと丈夫さでいえば、他のアイテム遥かに凌ぐオータクロアは、デイリーバッグとしては不便ですが、旅行バッグとしての需要が高いアイテムです。
      キャリーケースやボストンバッグと同じ様に、一家に一個、というスタンスの方が多いようで、主にサイズ45、50あたりが適したサイジングとして人気を集めます。

      ・バーキンよりもお手軽な値段

      バーキンは需要の高さや、素材やお色での新展開が増えるため、毎年値段をあげている傾向にあります。
      それに反し、オータクロアはあまり値段に変化がありません。
      また中古市場でもバーキンより相場が低いため、バーキンよりもお手軽だ、と感じる方が急増し、需要が低くてもオータクロアは売れる傾向にあるのです。

      ・コレクターからの高い人気

      オータクロアが最も需要が高い層は、いわゆるコレクターとエルメスフリークの方々です。
      エルメスの歴史を感じさせるオータクロアは、エルメスを愛して止まない存在。
      普段使いにあまり適さないオータクロア60もコレクターからの需要はとても高くなります。
      また、オータクロアは廃盤にはなっていませんが、全サイズ流通量が少なく、業者間での価格競争が高いアイテムとなります。
      特にオータクロア28、32は店頭に並べるとすぐに売れてしまう人気の高いアイテムで、どの買取ショップも高価買取をしてでも、手に入れたいと考えています。
      以上4つの主な理由をご紹介しました。
      オータクロアは確かにバーキンやケリーに比べると、人気や需要は低い傾向にあるアイテムです。
      ですが、コンパクトなサイズのものは最近の主流とマッチしていますし、逆に大きいサイズはコレクターやエルメスフリークから熱い支持を受けています。
      売りに出す前は、高価買取の理由をしっかり理解した上で、買取ショップに持って行きましょう。

      オータクロアの査定ポイント

      引用先:fc2
      オータクロアの査定ポイントは、正直にいうとあまりバーキンと変わりません。
      それはバーキンがオータクロアを基にデザインされたアイテムだからです。
      ですが、少々異なる部分もありますので、「バーキンの買取査定時に、知らずに減点される箇所と対処方法」を参考にし、簡単にご紹介していきます。

      査定ポイント1:ハンドル

      オータクロアのハンドルは、バーキンのハンドルと比べ短いデザイン。
      ハンドルは、常にバッグと触れる部分であり、皮脂や汚れが付着しやすい部分でもあります。
      また、腕時計やアクセサリー、ネイル等で傷を付けてしまうことも少なくありません。
      更に、ハンドクリームや日焼け止めが付着したままハンドルを握ってしまうと、油分やクリームの成分によって変色や汚れを引き起こす可能性もあります。

      査定ポイント2:色褪せ

      オータクロアを査定する際、最も重要なポイントは表面の「色褪せ」です。
      エルメスのレザーは上質で柔らかいのが特徴的な素材。ですが、その分だけデリケートな存在でもあります。
      もし付属品にレインカバーが用意されていると、そのレザーは雨に弱いということを意味します。
      濡れたまま放置をしていると、雨染みや色褪せの要因となります。
      色褪せはレッド系やパステルカラー系統の明るいお色に起きやすい現象ですが、どのバッグも紫外線に晒すのは危険な行為です。
      紫外線は色褪せを起こす原因です。オータクロアを保管する際は、紫外線や照明が当たらない、暗くて風通しの良い場所に保管をしましょう。

      査定ポイント3:傷の有無

      オータクロアはもともと、道具入れとして誕生したアイテムであり、道具を守るために丈夫な仕様となっています。
      そのため、素材も耐久性が高いものを使用していますが、やはりハンドルと同じく、ネイルや指輪などで傷をつけてしまう可能性も多くあります。
      レザーの傷は査定価格に大きく影響されるので、日ごろからの注意が必要です。

      査定ポイント4:角すれ

      バッグの中で最もダメージを受けやすい場所は、バッグのカド部分です。
      特に四隅は「角すれ」と呼ばれ、査定時で慎重にチェックされるところ。
      バッグ下部の四隅は、様々な部分に接触することが多いため、色褪せや傷など多くのダメージを受けます。
      症状が進行するとレザーが磨り減り、穴が空いてしまう可能性もあります。
      角すれを起こしているアイテムは査定価格がかなり落ちてしまうので、日頃から取り扱いに気をつけましょう。

      査定ポイント5:金具の傷(クロアの引っかけ傷)

      オータクロアのクロアは、バーキンと少し異なるデザインで、エルメスフリークの心をくすぐります。
      最大の特徴ともいえるポイントですが、トートバッグのようにフラップを内側にして、クロアが付いたベルト部分をフリーにすることで、おしゃれにお持ちの方もたまに見かけますが、ここで注意点があります。
      金具部分を固定していないと傷が付きやすい状態になってしまいます。
      クロアのコンディションは査定時、重要な部分です。
      また、クロアが重なる部分は、スレや傷が付きやすいので、取り付ける時は慎重に。

      査定ポイント6:コバ割れ

      オータクロアの丁寧に施された裁断部分はコバと呼ばれています。
      「コバ塗り」という丁寧な処理を行ってコーティングをし、美しい佇まいを作り上げます。
      裁断面を均一に処理するには職人の高い技術が必要で、この手間こそがエルメスの魅力ともいえる部分でしょう。
      しかし、コバはとても繊細でデリケートな部分です。
      無理に曲げたり、雑に扱うとヒビや剥離を起こす要因となります。
      コバ割れは見た目の印象を悪くさせるだけではなく、査定額を左右する大きなポイントになります。

      査定ポイント7:鋲

      オータクロアのボトム部分には4つの鋲が打たれています。
      これは、床に直置きした場合、レザー部分にダメージを与えないように配慮されたもので、他のバーキンやケリーも同様についています。
      査定時には鋲のコンディションも慎重にチェックしています。
      バッグは直接床に置くのではなく、柔らかい布等をひいてから置くようにしましょう。

      査定ポイント8:臭い

      意外と気付かないポイントはアイテムの臭いです。
      レザーは加工されてからも呼吸を続けている素材といわれ、保管する場所によっては、タバコやカビの臭いを吸いこんでしまい、臭いがとれなくなります。
      また、内側に香水や化粧品の臭いが付着しないように注意することも重要なポイントです。
      普段の生活でも、他人の香水や匂いは意外と気になります。
      それは査定時も同じで、バッグについてしまった臭いも査定に大きく影響することがありますので、買取ショップに行く前にチェックしてみましょう。

      査定ポイント9:付属品の不備

      この項目はオータクロアだけではなく、アイテム全般にいえることですが、査定時に揃えておきたいのが付属品です。
      保存袋、レインカバー、クロシェット、カデナ、鍵、どの付属品が欠けていても、査定価格があまり期待できないものとなります。
      以上9つの査定ポイントをご紹介しました。
      査定ポイントを把握することは、高価買取という結果に繋がることになります。
      売りに出す前に、自分で査定ポイントをしっかり理解し、その対策をちゃんと施せば、査定士からも印象が良いものとなります。
      そして、大きいサイズになるごとに、どんどん需要が減っていくオータクロアも、査定ポイントをクリアすることで、高価買取も期待できるようになってくるのです。

      オータクロアの高価買取を目指す為に必要なこと?

      引用先:fc2
      高価買取できる理由をご紹介しましたが、続いてはオータクロアを高価買取に導く方法をご提案させていただきます。
      買取ショップに行く前は、ある3つのポイントを必ず確認しましょう。

      ・買取相場の確認

      「オータクロアの買取相場」でご紹介したとおり、オータクロアの相場はサイズごとで多少異なります。
      売りに出す前は、自分が持っていくオータクロアがどのサイズなのか確認しましょう。
      そこから買取相場を確認し、査定の時スムーズに交渉することが可能となり、高価買取のチャンスが広がります。

      ・査定ポイントの把握、そして適切な対策

      「オータクロアの査定ポイント」でご紹介した9つのポイントを正しく理解し、適切な対策を行いましょう。
      査定ポイントに適切な対策がされていると、査定士の印象も上がり、相場よりも少し査定価格が高くなることもあります。

      ・買取ショップを見極める

      査定ポイントの対策もばっちり、買取相場も確認できた!
      そして最後に待ち構える難所は、お店選びです。近所の駅前で良いかな~と考えていた方は、すこしお待ちください。
      オータクロアを高く買取ってもらいたい方にとって、お店選びはとても重要です。
      高く買取ってくれるお店には、オータクロアを高く買取る理由が存在します。
      ひとつは「販売ルートの強さ」。
      高価買取ができるお店の特徴は、強い販売ルートを持っていることです。
      強い、とは確実に売れる販売ルートのこと。
      そして高い値段のアイテムでも、確実に買ってくれる販売ルートを多く持っているお店は、高価買取を行っても利益が生まれるのです。
      次は「お店自体の高い人気」。
      多くの顧客からあつい信頼を得ているお店は、買取を行うと、すぐに店頭やネットで売れてしまいます。
      長期在庫のリスクがほとんどない為、高価買取ができる仕組みとなっています。
      これをどうやって確認すればいいかわからない方は、実際に何回かお店に出向いてみてください。
      初回、2回目の訪問時を比べ、店頭のラインナップが変動していれば、「このお店は頻繁に売買されているんだな~」と理解できます。
      続いては「市場動向の鋭さ」。
      オータクロアは一部の方から需要が高いアイテムです。
      ですが、あまり市場についての知識がないお店だと、一般からの需要が無いと査定され買取が成立しない場合があります。
      市場動向に詳しい方がいるお店では、今は売ることが難しいアイテムでも将来高値で売れる自信があるため、高価買取を実現できます。
      最後はエルメス専門店に関することです。
      エルメス専門店は、エルメスに特化したお店のことで、エルメスフリークからも注目されています。
      そんな専門店の最大の特徴は、豊富なエルメスのラインナップです。
      正規店でもオーダーしないと出会えないエルメスのアイテムを、充実させているエルメス専門店。
      そんなお店に、「オータクロアは需要がないから買取しません」、は通用しません。
      エルメス専門店と謳っておきながら、バーキンやケリーだけ揃えるのはおかしな話ですし、十分な専門店とはいえません。
      そのため、エルメス専門店は、オータクロアを高く買取るのです。

      まとめ

      お家に眠っていたオータクロアを高価買取という結果に導くためには、
      ・査定ポイントしっかり理解
      ・サイズことに異なる買取相場の理解
      ・高価買取ができる理由を学ぶ
      ・買取ショップを見極める
      以上の4つのことが必要不可欠となります。
      エルメスというファッションブランドのスタートでもあるオータクロア。
      皇帝も愛する馬具工房から、世界中を虜にする一大ブランドに成長するまでの立役者といっても過言ではありません。
      昔に比べれば、人気も需要も中古市場の相場も低くなっていますが、近年ではコンパクトなサイズも展開されており、まだまだオータクロアの進化は終わりません。
      エルメスフリークからも長年支持されているオータクロアは、中古市場を賑わす存在。
      もしかしたら、あなたが売りに出そうと考えているオータクロアが、高価買取を期待できるアイテムかもしれません。
      高い買取を実現するために、上記でご紹介してきたことを参考にし、よりよい結果を実現させましょう。

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      HERMES专卖店银座晓马

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      橋本昌彦
      はじめてまして、橋本と申します。
      私は、1993年にブランドの業界に入りました。
      ブランド業界大手を2社を通し、査定士・バイヤー・店長・エリア長などの多くの経験してきました。
      ブランドと触れていく中で、爱马仕の魅力に憧れ、今は爱马仕専門店である银座晓马の店長&査定士&新人教育に日々励んでおります。
      ブログを通じて、私が25年間培った経験とノウハウを皆さんと分かち合えればと思います。
      よろしくお願い致します。

      橋本昌彦