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      なぜ査定ポイントを知らないとエルメススカーフが高く売れないだろうか?

      更新日:2019.05.08
      エルメス スカーフ
      引用先:furaha

      エルメススカーフの査定ポイントを知って、買取を有利に

      買取査定は受験と似ています。
      受験の時、試験にでてくるであろうポイントを抑え、どれだけ対策できるかによって、結果が決まってきます。それは買取も同じです。
      査定士が必ず見るポイントを事前に把握し、対策をすることで、より高い査定価格を期待できます。
      今回、エルメススカーフを査定する際、査定士は9つのポイントを重要視しています。そのポイントを把握することにより、高価買取の為に何をすれば良いか自ずと理解できます。

      査定ポイント 1:サイズ

      エルメス スカーフ
      定番サイズと称され、エルメスのスカーフで最初に作られた90cmは、ファッションアイテムとしても、バッグのアクセントとしても人気を高め、中古市場でも注目されています。
      エルメスのスカーフには、バーキンやケリー等のバッグ同様、様々なサイズが用意されています。140㎝の大きいサイズから、40㎝の小さいサイズまで。その中でもサイズ90は多様な使用方法から一番使いやすいサイジングといわれ、多く流通されているアイテムです。
      エルメス スカーフ
      同じ新品でも、デザインによって変動しますが、サイズが小さすぎたり、大きすぎてしまうよりも、定番で使いやすいサイズ90だと査定価格も安定します。

      査定ポイント 2:表記タグの有無

      エルメス スカーフ
      引用先:pilk
      布タグが有るか無いかで、査定価格が大きく変動します。
      スカーフの裏には、隅の方に布タグが付いています。近年は茶色のタグが主流ですが、黒、白もお色として使用されており、タグでどの時代のアイテムかわかる仕様となっています。フランス語、またはフランス語+英語で表記されていることが特徴です。
      タグはスカーフに合わせて布でできているため、長年使用していると取れやすくなります。
      またバッグでいう年式刻印の役割も担っている部分の為、使用されているタグの色や形で、いつの時代に発売されたかがわかり、スカーフ全体の査定価格を決める重要なポイントでもあります。
      そのためタグが有ると無いでは、通常の買取価格よりも1~2割程度の差が生まれる可能性も。

      査定ポイント 3:ほつれ

      引用先:goodcaki
      査定時では、ほつれもアイテム全体の雰囲気を損なうポイントとなりますので、使用時や、保管の際に注意が必要です。
      スカーフの縁は、表をくるりと巻きながら縫っています。縫い目は表にくる仕様となり、エルメスらしい細かいこだわりが感じられるポイントとして注目を集めています。そんなスカーフの縁はほつれやすい場所でもあります。
      高級シルクを使用しているスカーフですが、シルクはとても繊細な素材。長年使用し、洗濯を繰り返していると、いつの間にか縁も糸がほつれていることが多いです。
      ほつれはエルメスアイテムらしい優美な雰囲気をマイナスにするだけではなく、査定結果にも響き、AランクではなくBランクやBCランクになり、査定価格も期待できなくなります。

      査定ポイント 4:色やけ

      エルメス スカーフ
      色やけはスカーフがもつ本来の魅力を減らしてしまい、査定金額にも響きます。
      エルメスのスカーフは、紫外線を吸収する特性をもつシルクを素材に使用しています。その特性を生かし、首や頭に巻きつけ、コーデのアクセントにもなるアイテムです。
      紫外線に強い反面、ファッションアイテムと使用して日に当てすぎると、変色してしまう恐れがあります。色やけはアイテム全体を広げた際、本来の美しいデザインを楽しめなくなってしまい、中古市場でも需要が低くなってしまいます。

      査定ポイント 5:手触り

      エルメス スカーフ
      本来ならふんわりとした柔らかい手触りが魅力的なシルクのスカーフですが、査定時ではマイナスになってしまうポイントになってしまいます。
      シルクを普段に使用しているエルメススカーフは、素材の性質上、使用頻度を重ねると、柔らかな肌触りになっていきます。ですが査定ではそのふんわりした手触りが使用感として査定され、買取価格も期待できなくなります。
      新品のスカーフは、パリッとした手触りでシワも目立ちません。使用感が強いと、それに比例して査定金額も期待ができないものになってしまいます。

      査定ポイント 6:シミ

      エルメス スカーフ
      引用先:soujiya
      デザインの魅力を半減させてしまうシミは、シミがない中古スカーフに比べると買取価格が一気に下がってしまいます。
      素材の中でも群を抜く繊細さをもつシルクを使用しているエルメススカーフ。そのため、シミが付いているとそう簡単には落ちません。正しい洗濯方法を施さないと、さらにスカーフにダメージを与えてしまうかもしれません。
      また珍しいデザインや人気の柄では、目立つようなシミや汚れなら需要はありますが、やはり新品に近い状態のスカーフと比べると査定金額に2割以上の差が出てきます。

      査定ポイント 7:アーティスト

      引用先:facie
      人気デザイナーや、有名アーティストが手掛けたアイテムは、査定時にも影響されることが多くあります。
      エルメスのスカーフには、まるで絵画の様にタイトルと、デザイナーのサインが付けられています。この仕様により、スカーフのステータスを高めており、ファッションアイテムとしてだけではない特別な存在感を演出しています。
      例をあげると「金の拍車」を代表作としてもつ「アンリー・ドリュー」は、エルメスフリークから高い人気を誇っているデザイナー。彼が手掛けた作品は、新作で新品の状態のアイテムであれば、定価よりも高い査定価格が期待できます。
      それほど、エルメススカーフのデザインは重要で、査定士も重要視しています。

      査定ポイント 8:企業とのコラボ

      引用先:soujiya
      他のブランドとコラボをせず、独自の世界観を発信し続けるエルメス。そんなエルメスが他社とコラボしたスカーフは大変貴重な存在であり、高価買取も期待できます。
      様々な世界観を表現できるスカーフは多くの企業・アーティストとのコラボアイテムが誕生しています。またそのアイテムの多くが限定で販売されており、流通量も少なく、中古市場でも需要を高めています。
      例えば世界でも高い評価を受ける「コム・デ・ギャルソン」の創始者でありデザイナーでもある「川久保 玲」とのコラボ「コム デ カレ」コレクションは、発売当時多くの注目を浴びました。
      引用先:ファッションプレス
      ・“コム デ カレ”カラー《馬着》
      引用先:ファッションプレス
      ・“コム デ カレ”ブラック&ホワイト《タラサ》

      査定ポイント 9:珍しいデザイン

      バッグと同じく、あまり流通していないデザインのスカーフは、高価買取が多いに期待できます。
      珍しいというデザインとは、通常にエルメススカーフのデザインは、エルメスを象徴するようなオレンジやブラウン、Hマークや馬などのモチーフを描くことが多いですが、スカーフという小さな世界で表現されたアーティストのセンスがここぞとばかりに輝きます。
      ここで何点か厳選して珍しいデザインのスカーフをご紹介していきます。
      引用先:retro
      まず始めに紹介するのは「i HOLA FLAMENCA! フラメンコ」というデザイン。△
      情熱的なフラメンコを踊る女性が、大胆かつ美しく描かれています。円を基調にしたデザインは、女性のもつ華やかさと艶やかさが演出され、世界中の女性の心を掴みました。
      中古市場でも注目されているデザインで、中古の状態でも定価の半分の買取価格が期待できることもあります。
      引用先:manymoneymany
      次は2017年の春夏コレクションで発表された「マハラニの庭」。△
      高い人気を誇る「Jardin(庭)」シリーズの傑作作品と称されております。精密で細部までこだわったデザインは、エルメスのもつ気品さを感じられます。
      Jardin(庭)シリーズはエルメスの美しい庭の景色を彷彿させるデザインとして、エルメスフリークから支持されています。こちらもお色やコンディション次第では定価以上の査定価格が提示される場合もございます。
      引用先:japan.hermes
      「エルメスのペガサス」と題されたスカーフは、まるで機械の様にデザインされたペガサスが印象的です。△
      レオナルド・ダ・ヴィンチの作品である「ウィトルウィウス的人体図」のオマージュといわれるデザインで、繊細で美しい雰囲気をもちます。
      フランスの彫刻家である「クリスチャン・ルノンシア」が手掛けたデザインで、彫刻家ならではの視点で描かれたペガサスは、見る者を圧倒する存在感を放ちます。
      中古市場でも高い注目を集めているデザインで、中には査定価格が10万円を超えるアイテムも存在し、期待値が高くなります。
      以上の9つのポイントを重点にし、査定士はエルメススカーフを査定します。
      要点を抑え、対策を施すことで、エルメススカーフの高価買取を目指しましょう!
      ですが、こんな不安も生まれてきませんか?
      買取ってほしいけど、少しシミがある…、洗濯方法が心配!そもそもスカーフはどう保管をすれば…?と疑問に思った方は、「エルメススカーフの買取価格を最高にさせるために注意すべき4つのこと」でじっくり伝授していますので、ぜひ目を通して見てください。

      まとめ

      エルメススカーフの査定ポイントはもうお分かりになっていただけましたでしょうか?
      私たち査定士は上記の9つの査定ポイントをもって、エルメススカーフの価値を見極めています。ぜひ今回ご紹介した内容を自分の知識として定着していただき、買取価格アップにお使いください。
      もしエルメススカーフを高く売れるお店をお探しであれば、エルメスに特化している銀座ショーマにお気楽問い合わせてみてください。

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      HERMES專賣店銀座曉馬

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      橋本昌彦
      はじめてまして、橋本と申します。
      私は、1993年にブランドの業界に入りました。
      ブランド業界大手を2社を通し、査定士・バイヤー・店長・エリア長などの多くの経験してきました。
      ブランドと触れていく中で、愛馬仕の魅力に憧れ、今は愛馬仕専門店である銀座曉馬の店長&査定士&新人教育に日々励んでおります。
      ブログを通じて、私が25年間培った経験とノウハウを皆さんと分かち合えればと思います。
      よろしくお願い致します。

      橋本昌彦