なぜトリム31だけが高く買い取れることができるのか?

橋本 昌彦
シニア査定士
橋本 昌彦
更新日:2018.05.31
なぜトリム31だけが高く買い取れることができるのか?
エブリンと並び人気の高いショルダーバッグとして知られるトリムは、馬の餌を入れる飼い葉桶がデザインのルーツ。餌入れとして使っていた頃のクリップがバッグの留め金具として残され、馬具メーカーとして誕生したエルメスらしいエピソードを感じさせてくれます。歴史のあるトリムを目の前にすると、その上品でエレガントなデザインに魅了されることでしょう。
シンプルなトリムですが、ハンドルの付け根やボトムラインにデザインされた切り返しのラインが優雅さを感じさせ、大人の女性を美しく演出してくれます。
肩かけデザインのワンショルダーですが、絶妙な長さのストラップは腕にかけて使うこともでき、スタイルに合わせて使い分けることが可能。
サイズ展開は
W23.5×H17×D1㎝のトリム24
W31×H21×D8.5㎝のトリム31
W38×H30×D9㎝のトリム38
3種類。

トリムの買取・査定ポイント

3種類のサイズ展開が特徴のトリムですが、人気の中心になっているのはトリム31。ストラップの長さが調整でき、絶妙な大きさを持つトリム31は査定金額が最も期待できるサイズだといえるでしょう。
小さなトリム24はマチ幅が狭く“ミニトリム”とも呼ばれるプチバッグとなり、大きめサイズのトリム38は収納力に優れ高い実用性を発揮してくれますが、特殊性が強いこともありトリム31に比べると少しだけ査定金額は低くなるようです。
使用される素材はトリヨンクレマンスやトゴが中心になりますが、シェーブルやコロマンデルなど数多くの素材が使われているのが特徴。またオーストリッチなどのエキゾチックレザーを使ったモデルも存在します。
レザーの他にもトワルアッシュとレザーのコンビモデルも多く、素材で選ぶ楽しみもトリムならではのもの。もちろん、オーストリッチなどの高級レザーは買取価格も高くなります。トリムには製造年とアトリエ名を証明する刻印が押されているのですが、他のバッグと同じく製造年が新しいほど査定金額は高くなるので、買取査定に出す前にしっかりと確認してください。

豊富なカラーのバリエーションは、何色も揃えたくなる魅力に溢れる

トリムは素材の豊富さと共にカラバリの多さも大きな魅力。ゴールド、ブラック、キャメル、エトゥープなどの落ち着きのあるカラーだけでなく、鮮やかなフューシャピンクやオレンジ、ヴァーミリヨン、ブルージーンなども高い人気を誇っています。
買取価格でもカラーによる差は少なく、どの色を選んでも間違いないのがトリムの特徴。これだけのカラバリがあると1色だけでは満足できず、何色も揃えてしまう人も多いようです。